JR東日本は3日、1992年に初のミニ新幹線として登場した山形新幹線つばさの400系車を、来年12月から順次、秋田新幹線こまちと同型のE3系に置き換えると表した。銀色で流線形の車体の400系は、2009年夏までに姿を消す。
新しいE3系つばさは、最高速度275キロ。JR東日本の新幹線では初めてグリーン車の全席と普通車の一部の座席にパソコンなどに使える電源コンセントをつけ、出入り口付近には防犯カメラを設置。サイズの大きな電動車いすでも利用できる多目的トイレも設ける。
JR東日本は約230億をかけて、12編成(84)を製造する予定。400系は第3セクター「山形ジェイアール直行特急保有」からリースを受け運していたが、E3系はすべてJR東日本が所有する。
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