|
運転士に異状? 西鉄バスが鉄柱に衝突、12人けが
2006年08月07日00時41分
6日午後9時20分ごろ、北九州市小倉北区高浜1丁目の国道3号で、西鉄の路線バスが道路脇の鉄製信号感知器に衝突したと119番通報があった。乗客ら43人のうち計12人がけがをし、女性1人(78)と出雲真司運転士(34)が入院した。
県警の調べでは、複数の乗客が事故直前に、運転席の窓にもたれかかる出雲運転士の姿を見たという。このため「病気で意識を失っていた可能性もある」とみている。
西鉄バス北九州本社によると、出雲運転士はここ1週間で2日休み、6日朝も元気な様子だったという。外傷はなかったが、意識障害の検査のため入院した。同社総務課は「原因を調べ、再発防止に努めます」と話した。
バスは小倉北区から門司区に向かう臨時便。市内で開かれた「わっしょい百万夏まつり」の見物客らが乗っていた。
現場は片側1車線の緩やかな直線の上り。バスは歩道に一部乗り上げ、信号感知器(高さ7メートル、直径20センチ)にぶつかってフロントガラスが割れた。 |
|