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会津蒲生駅
会津蒲生駅(2006年5月撮影)
会津蒲生駅(あいづがもうえき)は、福島県南会津郡只見町蒲生にある東日本旅客鉄道(JR東日本)只見線の駅である。
目次
1 駅構造
2 駅周辺
3 歴史
4 隣の駅
5 関連項目
駅構造
単式ホーム1面1線のみをもつ地上駅。ホームは列車一輛分の長さしかないため、二両以上の編成を持つ列車では、進行方向前側の車輛の扉を使っての乗降となる。
線路はカーブしながらほぼ東西に走り、その南側に短いホームが添えられている。ホームの只見方の端に階段があり、駅へはこれを使って出入りする。駅の西側(只見方)には遮断機も警報機もない小さな踏切があるため、線路を越えて北側に行くことも可能である。
無人駅。駅舎はないがホームに接して開業当初からの小さな待合所が設けられている。待合所の内部には作りつけの長いすがあり、座布団などが置かれているほか、1967年(昭和42年)12月の豪雪の際、蒲生の住民が除雪作業に協力したことに対する国鉄仙台鉄道管理局からの感謝状が飾られている。
駅周辺
久保の集落にある。駅の北東にそびえる蒲生岳は標高800メートルほどながらせり立つような山容が特徴的であり、「東北のマッターホルン」などと呼ばれている。蒲生岳の登山口は久保と宮原の二つがあり、うち久保の登山口は当駅の北東にある二荒山神社のすぐそばにあって当駅からは西側にある踏切から北に行くとすぐ近くである。
駅は北西から来た蒲生川が只見川に注ぐ地点に近く、久保のほか駅とは蒲生川の対岸に当たる蒲生の集落や駅の東側にあり宮原登山口がある宮原の集落の最寄り駅となる。国道252号はほぼ只見線や只見川に沿う形で東西に走り、蒲生・久保・宮原の各集落を結んでいる。
その他、駅の北すぐのところから小さな坂道を下って蒲生川沿いの低地に出ると、上原清水(かんぱらしみず)と呼ばれる小さな泉がある。
歴史
国鉄会津線の会津川口駅から只見駅までの開通とともに開業。当時会津川口と只見の間には当駅と会津横田駅しか設けられていなかった。
1963年(昭和38年)8月20日 - 国鉄会津線の駅として開業。
1971年(昭和46年)8月29日 - 只見駅から大白川駅までの開通により会津若松駅から当駅を経て小出駅までが只見線とされる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
隣の駅
東日本旅客鉄道
只見線
会津塩沢駅 - 会津蒲生駅 - 只見駅
関連項目
日本の鉄道駅一覧
只見線
会津若松 - 七日町 - 西若松 - 会津本郷 - 会津高田 - 根岸 - 新鶴 - 若宮 - 会津坂下 - 塔寺 - 会津坂本 - 会津柳津 - 郷戸 - 滝谷 - 会津桧原 - 会津西方 - 会津宮下 - 早戸 - 会津水沼 - 会津中川 - 会津川口 - 本名 - 会津越川 - 会津横田 - 会津大塩 - 会津塩沢 - 会津蒲生 - 只見 - 田子倉 - 大白川 - 柿ノ木 - 入広瀬 - 上条 - 越後須原 - 魚沼田中 - 越後広瀬 - 藪神 - 小出 |
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